友達が亡くなりました。
53歳癌だったそうです。
友達のお母さんから喪中ハガキが届きまして、知った次第です。
この友達は学生の頃出会ったお姉さんで、
出身が近かった事から仲良くさせていただきました。
当時、私は四柱推命の勉強をしていたので、
いろいろ相談にのったりしていました。(大袈裟なものじゃないです)
彼女は、四柱推命の命式によると、
キャリアウーマンの独立型。
容姿は美しい女性ですが、中身は男性。
結婚なんて考えられない命式でした。
でも、よく結婚について訊かれたのを覚えています。
その度に、お姉さんは仕事に生きるタイプだから
結婚なんて考えない方がいいんじゃないですか(笑)
なんて、楽しく話した事を覚えています。
でも実際に会って話をしたのは二十代前半のみで
それ以降はメール、年賀状の挨拶のみ。
疎遠になっていました。
年賀状のやり取りで知っていたのは
40代で結婚、娘さん一人を出産。その後離婚。
娘さんはまだ小学生〜中学生。
数年前、ふと気になってメールしてみたところ、
あまり元気がなかった。
ちょっと気になりますよね。
何度かメールでやり取りしましたが、
あまり良い感じではありませんでした。
当時、自分はバシャールに出会ってテンションが上がっていたので
これは転換期だ!みたいに思っちゃいまして
バシャールの本を送ったりしました。
彼女はイチゴを送り返してくれましたが、
本は心に響かなかったみたいです。
そしてその頃は、もう体の調子が悪くなっていたようです
昨年ぜひ、お会いして話がしたい
と、お誘いした時には
はっきりとは言われませんでしたが、
病気で起き上がることができない。
でも、いい方向には向かっている。
娘のことが心配なので、もうちょっと頑張りたい。
とおっしゃっていたので、元気になったらお会いしましょう!
みたいな約束をしたのですが、
そのままになってしまいました。
残念です。
生と死。
以前よりは死に対する恐怖はなくなりましたが、
本当にやりたいこと(生まれてきた目的)を達成できたのかな?
と思うと、もっと早く心の交流をしておきたかった。
でも、それは彼女の人生。
私ができることは自分の人生を楽しむことだけ。
ハガキを見て、ちょっと感傷的になりましたが
学びをありがとうと感謝しました。
バシャールの言葉を引用させていただきます。
Q:でも、自分の死についてはそれを感じていても、たとえば家族、父や母が死んだときとかに、
悲しまないで喜んでいたら、非常に奇異に見えるのですけれど、そういう場合はどのように接したらいいんでしょうか。
バシャール:それはよくわかります。
でも、覚えておいてください。すべての人が、永遠の存在です。
そしてどんな苦しみも悲しみも、永遠の中から見れば、ほんの小さな一滴の雨のようなものです。
別にそれによって、気持ちが人の死を喜んだりして、冷たくなるということではないのです。
ただ、今言ったようなことを理解して、暖かい心を持って、愛を持ちつづけていると、
逆にそういう人たちの助けとなることができます。
逆説的に言えることは次のようなことです。
どんな時にでも、どんな状況でも、必ず理由があるんだということを理解できれば、
そして今自分の目の前で起きていることの理由を、自分で否定しなければ、すべての状況は、
自分が学ぶための肯定的な状況になります。
それがわかると、どんな状況も自分にとって、痛みを伴った状況にはなりません。
すべての痛みというのは、精神的なもの、肉体的なもの、あなたという完全な存在の中から、
部分部分を自分で切り離しているときに起きます。自分の人生の中で、
何を発見するのかということに対して恐れを持っているときに起きます。
自分の中で見つかったものも、すべて肯定的に方向付けすることができるんだということがわかったとき、
何も怖くなくなります。恐れることがなくなったとわかったとき、すべてが喜びに満ちた状況になります。
バシャールペーパーブック2 より引用
今回の人生では僅かな時間しか一緒にいられませんでしたが、
出会えたことに感謝しています。またどこかで・・・
もう出会っているかもしれませんが・・・